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家計簿を7年間、1円単位でつけ続けて思ったこと

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こんにちは、シンです。

実は私は家計簿をつけるのが趣味で、かれこれ7年以上1円単位で家計簿をつけ続けています。

 

しかも、収入・支出だけでなく財布にいくら残っているかや、各銀行口座の普通預金・定期預金がどれだけあるのか、クレジットカードの支払い残高がいくらかまで管理しています。(自分でエクセルシートを作成しました)

 

今回は、私がなぜ1円単位で家計簿をつけ続けているのかや、家計簿を1円単位でつけるメリット・デメリットを紹介します。

家計簿をつける理由

なぜ家計簿を始めたか

なぜ家計簿をつけ始めたのかは、実は全く覚えていません。家計簿はすべてエクセルでつけていますが、一番古いデータを見たら2009年4月でしたので、大学4回生になった時に何かを思い立ってつけ始めたのだと思います。

 

つけ始めた時は収入と支出だけを記入するしょぼいエクセルシートだったのを、徐々に改良して今ではほぼすべての資産を管理するようにまでなりました。

なぜ続けているのか

最も大きな理由は、単にこれまでつけ続けてきたからです。

 

やめる理由がない。

 

7年間も続けてしまうと、もはや家計簿をつけないと気持ち悪いので今更やめることはできません。

 

まるで大企業ではびこっている、存在意義を誰も知らない無駄な慣習のようだとは思いますが、やめなければならない理由がない限りこれからもつけ続けます。

なぜ1円単位なのか

正直言って家計簿を1円単位でつけてもほぼ意味はありません。基本的には大体のお金の流れや資産がわかれば十分なはずですので、100円単位でも十分すぎるくらいなのではないかと言う気がします。

 

しかし、銀行口座の残高等を管理しようとしたときに、通帳の残高と家計簿に記載されている数字がずれているのが非常に気持ち悪かったので、私は1円単位でつけ続けています。

 

基本的には1円単位でつける、というのは実用性を無視した趣味の領域だと思います。

7年間続けて思ったこと

始めた時は7年間も続けるとは全く思っていませんでした。以前にも一度ノートを使って家計簿をつけたことがありましたが、その時は数ヶ月で終わってしまいましたので、今回も同じようにすぐ飽きるだろうという軽い気持ちで初めました。

 

しかし、軽い気持ちで始めても最初の数ヶ月続けると、習慣化します。

そして、7年も続けてしまうともはや呪縛のようになってやめられなくなります。

 

今回7年間も続いている一つの理由は、ノートではなくエクセルで家計簿をつけたことだと思います。

エクセルにつければグラフ化するのが容易で、資産の可視化がしやすいため、貯金が増加している様子をニヤニヤしながら眺めるのがくせになります。

メリット・デメリット

いくら習慣化して止められないだけだとはいっても、他にも家計簿をつけている理由をひねり出せるはずだと思ったので、いくつか思いついたメリットをあげます。ついでにデメリットも上げておきます。

メリット

自分の資産がひと目でわかる

すべての資産を一つのエクセルファイルで管理しているので、自分の資産がひと目でわかります。資産のグラフを作成すると年々資産が増えている様が見れたりして、ちょっと嬉しくなります。

貯金するモチベーションになる

資産が増えていく様子がわかると、貯金するモチベーションになります。

銀行の残高不足を防げる

クレジットカードの支払残高と銀行の残高も両方管理しているので、残高不足で支払えないということはまず起きません。

簿記を勉強するモチベーションになる

社会人になってクレジットカードを使い始めた時に、どうすればクレジットカードをうまく家計簿に組み入れられるか、いい案が思い浮かびませんでした。そこで、ヒントを得るために簿記の勉強をし始めたことがあります。

理系の若い人で簿記の勉強をしている人はあまりいないかもしれませんが、ある程度簿記の知識はあったほうがいいのは間違いないので、家計簿が非常に良いきっかけになったと思います。

ちなみに、簿記を活かして家計簿シートを抜本的に改善することができました。

確定申告のとき便利

私は日本では確定申告したことはありませんが、カナダで申告する必要があったので、その時家計簿が役立ちました。

このときだけは、1円単位でつけていたのが役立ちました。

しっかりした人アピールができる

家計簿をしっかりつけている、と人に言うことで、お金にしっかりした人だということをアピールできるかも。

節約できる(?)

家計簿を付けたら節約につながるという話をよく聞きます。

私は家計簿を節約のために使ったことは一度もありませんが。。

デメリット

1円単位でつけてもほぼ意味がない

1円単位でつけてもほぼ意味はありません。自己満足の世界です。

家計簿をつけることが目的化してしまう

もはや家計簿を何かのために使うのではなく、家計簿をつける事自体が目的化してしまいました。

本末転倒ですね。

時間がかかる

1円単位で合わせるのは結構時間がかかります。財布の残高はすぐずれますし、クレジットの残高もなかなかたちが悪いです。

計算が合わないとイライラする

そして、なかなか残高が合わないとイライラしてきます。

 まとめ

家計簿をつけるメリットをいくつか上げてみましたが、思った以上に1円単位でつけるメリットはありませんでした。ということで、1円単位でつけるのはあまりお勧めしませんが、大雑把にでもつけておくと支出管理や資産管理がしやすいので、ぜひ初めてみてはいかがでしょうか。

習慣化してしまえばつけ続けるのはたやすいですよ。

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