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【映画感想】"Beauty and the Beast (2017)"(美女と野獣)をみて童心に返ろう

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カナダ留学中のシンです。

 

カナダでは実写版の Beauty and the Beast(美女と野獣)が先週公開されましたので、早速映画館で見てきました。

なお、日本では2017年4月21日に公開予定です。
 

やはり美女と野獣は人気が高いようで、土曜午後に映画館に行くとほぼ満席になっていました。

(私のよく行く映画館で満席になるのはかなり珍しく、例えば去年Arrivalという映画を見たときは私含めて客が4人しかいませんでした。)

 

それだけ前評判が良いということだと思いますが、評判に違わない素晴らしい映画でしたのでその魅力を紹介していきたいと思います。

※一部ネタバレを含みますのでご注意ください。

※上の画像はBeauty and the Beast Official siteより引用しました。

Beauty and the Beast:あらすじ

基本的に1991年に公開されたディズニーアニメ版美女と野獣に基づいていますので、皆さんよくご存知のとおりだと思います。

プロローグ

ある城に若くて美しい王子が住んでいました。ある夜王子がパーティーを行っていると、一輪のバラをもった醜い老婆が一晩の宿を求めて城を訪れます。

 

傲慢な王子が老婆を追い返そうとしたところ、老婆は魔女に変身し王子を野獣の姿へと変えてしまいます。

 

この呪いは、バラの花がすべて落ちる前に王子が「真実の愛」を見つけなければ解けないといいます。

序盤

町一番の美女ベルは本ばかり読んでいて周りからは変わり者と思われており町に馴染めず、またガストンという自惚れ屋の執拗な求婚にもうんざりしていました。

 

ある日父親のモーリスが家に戻ってこず、愛馬のフィリップだけが帰ってきたのを見て父に何かあったに違いないと感じたベルはフィリップに乗ってモーリスのもとに駆けつけます。

 

ベルがモーリスのもとに駆けつけると、なんとモーリスは城に住む野獣にバラを盗んだ罪でとらわれていました。

 

そこでベルは、モーリスの身代わりとして城に残る決意をします。

中盤

初めは粗暴な野獣を嫌っていたベルでしたが、城の動くアンティーク家具たち(本来あ城の召使いだったが魔女に姿を変えられてしまった)のもてなしを受けたり、狼に襲われたところを野獣に助けられたりするうちに徐々に野獣に惹かれていきます。

 

しかしある日、2人だけでロマンチックな舞踏会を行った夜、ベルは野獣の持つ魔法の鏡を使って父親のモーリスが町でひどい目にあっていることを知ります。

 

野獣はベルを解放し、モーリスのもとへ向かわせます。

終盤

モーリスのもとについたベルは、モーリスが「ベルが城で野獣に捕らわれている」と主張したために頭がおかしいと思われて病院につれて行かれようとしていることを知り、魔法の鏡を使って皆に野獣の姿を見せて納得させます。

 

しかし、それを見た自惚れ屋ガストンは町の皆を扇動し、野獣を倒しに城へと向かいます。

 

ベルも追って城へ向かいますが城ではガストンと野獣が戦っており……

美女と野獣:キャスト

ベル:エマ・ワトソン

ベル役で登場するのは、ハーマイオニーでおなじみのエマ・ワトソンです。

美人だが少し風変わりというベルの役柄を、クールビューティーなエマ・ワトソンが見事に演じています。

ガストン:ルーク・エヴァンズ

イケメンでうぬぼれ屋のガストン役はルーク・エヴァンズが演じます。

キザでナルシストな感じがなかなかはまっています。

野獣:ダン・スティーヴンス

野獣役はダン・スティーヴンスです。

最初と最後以外は野獣の姿ですので、基本的に声しか聞けません。

Beauty and the Beast:5つの魅力

エマ・ワトソンが魅力的過ぎる

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はっきり言って、主役のエマ・ワトソンが魅力的すぎます。

しかもただ美しいだけでなく、気の強そうなベルの性格も表現されており、これほどのはまり役はないんじゃないかと思います。

 

私は一時期ワンス・アポン・ア・タイムというアメリカのドラマにはまっていたのですが、その中ではエミリー・デ・レイヴィンという非常に可愛らしい感じの女優さんがベルを演じていました。

 

そのためエマ・ワトソン演じるベルに違和感があるんじゃないかと思っていましたが、まったく心配無用でした。

 

エミリー・デ・レイヴィンのチャーミングな笑顔も良かったですが、クールビューティーなエマ・ワトソンの魅力が「ベル」というキャラクターに見事にはまっており、目が離せませんでした

 

あと、エマ・ワトソンのブリティッシュアクセントの英語もかなりキュートです。

ガストンが馬鹿すぎて笑える

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町の自惚れ屋、兼暴れ者屋、兼人気者のガストンが馬鹿すぎて笑えます。

鏡に映る自分自信に向かって話しかけたり、ベルが明らかに嫌がっているのに何度も求婚したり、取り敢えずバカです。

 

また、ベルを振り向かせようといろいろな手を使うのですが、その手というのが

  • 父親のモーリスが死んだらベルはガストンを頼るしかなくなるだろうから、モーリスを狼がいる森に置き去りにする
  • ベルが野獣の姿を鏡で見せると、2人の間に何かを感じたのか野獣を倒すよう町の皆を扇動する

などなど、ほぼ何も考えずに行動しているとしか思えません。

 

一応美女と野獣の悪役という位置づけですが、根っからの悪役ではなくただただ馬鹿なだけなので、憎みきれない役柄となっています。

フィリップが良い馬すぎる

また、出番はそんに多くはありませんが愛馬のフィリップが良い馬すぎてほしくなります。

 

森でモーリスとフィリップが狼に襲われたときはタイミングよくモーリスを救出します。

その後、モーリスが野獣の城でバラを取ろうとした時に現れた野獣に驚いて、フィリップは町のベルのもとまで逃げ帰るのですが、その後ベルを連れてまた城に戻ってきます。

 

普通の馬なら危険を犯してまで狼の出る道を進み、野獣が現れた場所に戻ろうと思いませんよね。

こんな良い馬はなかなかいないんじゃないでしょうか。

曲が最高

これは言わずもがなですが、曲が最高です。

主題歌は91年のアニメ映画で使われた「ビューティー・アンド・ザ・ビースト〜美女と野獣」で、他にもたくさん懐かしい曲が使われていますので、童心に返って楽しめること間違いなしです。

 

また、今作は完全なミュージカル映画になっていますので、曲とともに登場人物やアンティーク家具たちのダンスも楽しめます

美しく迫力のある映像

映像も非常に美しく見応えたっぷりです。

動くアンティーク家具たちのCGもキレイですし、森や城、バラの表現も美しくどんどん美女と野獣の世界に引き込まれていきます。

 

私は3D映画は目が疲れるので余り好きじゃないのですが、この映画は3Dでみたら迫力たっぷりでしたので、ぜひ3Dでの鑑賞をオススメします

美女と野獣:感想

久しぶりに美女と野獣を見ましたが、期待していた以上に良い映画で、童心に返ることができました。

とりあえずエマ・ワトソンが可愛すぎたので、正直それだけでもかなり満足すること間違いなしです。

 

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印象的だったシーンは、ベルと野獣が2人だけで舞踏会を行う場面です。

ドレス姿のベルが美しいのはもちろんなんですが、ああいうロマンチックな場面でダンスする文化っていうのは素晴らしいですよね。

 

日本の文化だとロマンチックな雰囲気の中、2人で踊るという選択肢は出てこないと思いますが、ああいう場面で二人で踊ることで仲を深められるのは羨ましいです。

おわりに

日本では2017年4月21日に公開予定ですので、ぜひチェックしてみてください!

英語版サウンドトラックはすでに発売されており、また日本語版のサウンドトラックは公開に先立って4月19日に発売されるのでこちらも要チェックです。

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