理系の社費留学、行ってみて感じたメリット・デメリット
今年の夏まで社費留学で2年間カナダに行っていたシンです。
先月から元いた会社に戻って社会人を再開したのですが、
「留学行ってよかったな~」と思うこともあれば
「2年間も社費留学なんて行って良かったんだろうか…」と思うこともあります。
自分の勤めている会社に社費留学制度があるけど行くべきかどうか迷っている人や、
就活で企業を探していると教育制度に「社費留学」ってある企業があるけど、「実際に制度を使ったらその後どうなるの?」
と思っている人もいるんじゃないかと思うので、今回は私が社費留学から帰ってきてすぐの今感じていることを紹介します。
社費留学の仕組み
社費留学というのは基本的には会社のお金で1年とか2年海外留学する制度です。
会社によって細かな制度は異なりますが、基本的には
- 学費とかは全部会社持ち
- 給料も貰える
- 留学後しばらくは会社を辞められない
というような内容が多いと思います。
留学の種類としては
- MBA留学
- 技術系の大学院に留学(学生として留学して学位を取るパターン)
- 技術系の大学院に留学(Visiting Researcherなどの立場で学位は取らないパターン)
などがあります。
私はこの中で、技術系の大学院に留学して学位を取るタイプの留学をしました。
社費留学メリット・デメリット
メリット
学費会社持ちで学位が取れる
一番のメリットは、会社に学費を払ってもらって学位が取れることでしょうか。海外留学でネックになりがちなのが非常に高い学費ですので、その部分を会社に持ってもらえるというのはとても助かります。
会社員という身分で「カネも時間もある」という夢のような時間が楽しめる
学生のときは「時間はあるけどカネはない」
社会人になると「カネはあるけど時間はない」
という風になる人が結構多いと思いますが、社費留学で海外に行くと、学生なのに給料をもらえるという状態になります。
そのため、「カネも時間もある」という夢のような時間を過ごせることになります。まさに人生のボーナスタイムですね。
独身で行けば遊びたい放題です。
留学後なんだか回りから期待される
留学から帰ってくると、なんだかやたらと今後の活躍を期待されることになります。
期待されている分大きな仕事とかも任せてもらいやすくなるのでお得ですね。
期待に答えられないと評価だだ落ちかもしれないので若干諸刃の剣ですが。。
北米駐在員などに選ばれる可能性アップ
留学から帰ってくると(実際はどうかおいておいて)英語がぺらぺら喋れるものとして回りから見られますので、英語を使う仕事を与えられる場合が多いです。
また、駐在員として北米などの英語圏で働けるチャンスも広がります。
デメリット
2年間のブランクができる
2年間仕事をせずに学生に戻るので、2年間のブランクができます。
帰ってきて同期と話をしたりすると、なんだか差を感じます。(まあ差なんてすぐ埋められるのであまり気にしてませんが!)
転職しにくくなる
社費留学に行くとたいがい「会社を◯年間辞めません」みたいな誓約書を書くことになります。
実際は決められた年数以内でも学費さえ会社に返済すれば辞めれるようですが、会社に投資してもらったという意識も強くなるので気持ち的にも辞めにくいです。
社費留学の一番のデメリットだと思います。
まとめ
以上、社費留学から帰ってきて感じたメリットとデメリットです。
これから社費留学に行こうか迷っている人は参考にしてみてください。