TOEFL iBT リスニング20点台後半で留学したらどれくらい聞き取れるか
これから留学をしようかと考えているあなた、はたして留学を始めてから授業についていけるだろうか、とか日常会話は大丈夫だろうかとかいろいろ不安になりますよね。
とくに、語学留学ならまだしも大学や大学院に長期で留学しようとしている方にとっては、英語が聞き取れるかどうかというのは死活問題です。
留学前にTOEFLの勉強などで必死にリスニングの特訓もすると思いますが、実際日本で身につけたリスニング力が留学を開始した時にどの程度通用するのかは実際に行ってみないとなかなかわからないと思います。
大学や大学院で留学をしようと考えている方はTOEFL iBTのリスニングでおそらく20点台後半を目標点としている方が多いんじゃないかと思うので、今回はTOEFLリスニングで20点台後半を取れたら留学してからどの程度聞き取れるのかを、私の経験をもとに紹介します!
(ちなみに私のTOEFLリスニングは、最高点は29点でだいたい2回に1回くらいは20点台後半がとれるくらいの実力でした)
TOEFL iBT リスニング 20点台後半でできること
授業
TOEFLリスニングで20点台後半が取れると、専門用語さえわかれば授業で先生の話はちゃんと聞き取れます。(インド系とかで訛の強い先生の場合は慣れが必要ですが)
ですので、講義がメインの授業だと問題なくこなして単位も取れるはずです。
ただし、ディスカッション等で他の学生が喋るととたんに聞き取れなくなる可能性があります。学生は先生ほど丁寧には喋ってくれないことが多いですし、議論がヒートアップしたりするともはや完全においていかれます。
TOEFLで高得点が取れたからと言って満足せず、できるかぎり日本でリスニング力を鍛えてから留学をスタートできるようにしましょう。
日常会話
日常会話は、TOEFLリスニングで20点台後半がとれればESL(語学学校)で会う留学生の話す英語はだいたい聞き取れるはずです。
ネイティブとの一対一の会話は、相手によって聞き取れたり聞き取れなかったりまちまちだと思います。
日本人の喋る日本語を考えたらわかりやすいですが、人によって非常にはっきり喋る人もいれば、もごもご喋る人、いつも早口で喋る人などいろいろなネイティブがいます。
はっきり喋るネイティブでしたら、スラングなどを多用されない限り初めからかなり聞き取れると思いますが、もごもご喋る人や早口の人の英語は慣れないとなかなか聞き取れません。
これがネイティブ同士の話になると難易度は一気に上がり、会話に入っていくのは至難の業です。
日常英会話に慣れるには英語でドラマを見るのが一番手っ取り早いので、TOEFLの勉強に疲れたら海外ドラマをみてリフレッシュしましょう。
オンライン英会話で喋りまくるのも効果的です。
映画
TOEFLリスニング20点台後半で映画を見に行くとどうなるかというと、映画の種類によって聞き取れる割合はかなり変わってきます。
たとえば、子供向けのアニメ映画等でしたらかなり聞き取れますが、アクション映画などはスラングが多く聞き取れないことが多いかもしれません。それでも全然聞き取れないということはなく、だいたいの流れはわかるのでそれなりに楽しめると思います。
映画好きならどんどんチャレンジしてみると良いと思います。
海外のほうが映画料金は安いですので日本よりも気軽に見に行きやすいですよ。
まとめ
以上、TOEFLリスニング 20点台後半で留学を開始したらどの程度英語を聞き取れるかについてでした。
20点台後半というのは、留学を開始しても一応なんとかなるレベルだと思います。しかし、決して十分とは言えないのでさらなる努力を惜しまないようにしましょう。