カナダから外貨のまま日本に送金できる!手数料が低くオススメの銀行
こんにちは、カナダ留学中のシンです。
そろそろ留学期間が終わって日本に帰る時期が近づいてきたので、最近どうやってカナダドルを日本に送金しようか考えています。
日本円に両替してから送る方法とカナダドルのまま送る方法があるんですが、今はカナダドルがあまり強くないので、今回はカナダドルのまま送って時期を見て日本円に両替する方法でいこうと思います。
私と同じようにカナダドルを外貨のまま日本に送金したい!という人は結構いると思うんですが、とは言っても
「どの銀行を使えば良いのかわからない!!」
と思っている方が多いんじゃないでしょうか。
そんなあなたに、どの銀行を使えば手数料が安くすむか調べてみましたので紹介します!
ちなみに結論だけ先に書くと、30万円以下だとソニー銀行、それ以上だと新生銀行が一番オトクです。
オススメの銀行
カナダからカナダドルのまま銀行に送金するには、被仕向送金というのを利用します。
被仕向送金を使うのはどうやら次の3つの銀行がお得なようです。
- 新生銀行
- 住信SBIネット銀行
- ソニー銀行
しかし、新生銀行とソニー銀行は海外居住者でも口座を持てますが、SBI銀行は海外居住者は口座をもてません。
ですので、1年以上海外に住む予定で日本から住民票を抜いている人は、新生銀行かソニー銀行の2択になります。
今回はこの2つの銀行を比べていきましょう。
扱っている通貨一覧
それぞれの銀行で扱っている通貨は以下のとおりです。
(2017年5月現在)
どの銀行も主要な通貨は扱っているのでどこでも問題なさそうです。
新生 | ソニー | |
日本円 | ◯ | ◯ |
米ドル | ◯ | ◯ |
ユーロ | ◯ | ◯ |
英ポンド | ◯ | ◯ |
豪ドル | ◯ | ◯ |
NZドル | ◯ | ◯ |
カナダドル | ◯ | ◯ |
スイスフラン | ◯ | |
香港ドル | ◯ | ◯ |
南アランド | ◯ | ◯ |
スウェーデンクローナ | ◯ | |
シンガポールドル | ◯ | |
ノルウェークローネ | ◯ | |
人民元 | ◯ | |
トルコリラ | ◯ |
手数料の比較
リフティングチャージ
リフティングチャージというのは、海外から送金時に途中で経由する銀行に対して支払う手数料のことです。
銀行のウェブサイトを見ても実際いくら掛かるのかはのっていなかったので、電話して聞いてみました。
新生銀行
- 1回につきおよそ1000円から4000円程度。
- 同じ金額を送金してもその都度かわる可能性がある(中継銀行が変わる可能性があるため。)
- 送金額に応じて変わるかどうかはわからない
ソニー銀行
- そんなに大きな金額が引かれることはないが、具体的な金額はわからない
- (数千円くらいかと聞くと)それくらいになることもある
というような回答をいただきました。実際のところは送ってみないとわからないようです。
ちなみに、カナダのCIBC銀行からソニー銀行へ5000カナダドル(43万円くらい)を送ると、送金手数料は30ドル(2600円くらい)、50000カナダドル(430万円くらい)を送ると80ドル(7000円くらい)でした。(CIBCに手数料払ったのでリフティングチャージではないのかも)
被仕向送金手数料(受取手数料)
被仕向送金手数料は、受け取り側銀行で外貨を受け取る時に支払う手数料です。
これは、どちらの銀行も送金額に関わらず無料です。
為替手数料
新生銀行
片道50銭
ただし、優遇プログラムのステージによっては優遇がある。
新生銀行に預けているのがカナダドルだけの場合、
円換算30万円以上:片道40銭
円換算300万円位上:片道25銭
まで優遇されます。
ソニー銀行
片道45銭
ただし、優遇プログラムのステージによっては優遇がある。
ソニー銀行にあずけているのがカナダドルだけの場合、
円換算500万円以上:片道35銭
円換算1000万円位上:片道30銭
まで優遇されます。
口座維持費
口座維持費はどちらの銀行も現在は無料です。
結論
リフティングチャージは正直いくらになるのかわからないので無視して為替手数料だけで考えると、オトクなのは日本円換算で
30万円未満の場合:ソニー銀行
30万円以上の場合:新生銀行
となりました。
正直少額だったら為替手数料の差はほとんど出ないので、とりあえず新生銀行にしておけば間違いありません。
なお、海外にきてからだと口座開設できないので日本にいる間に開設しておきましょう!