社会人ドクターへの道:入試~入学手続
こんにちは、シンです。
「社会人ドクターへの道」第3回は、入学試験(口頭試問)~入学手続きです。
第1回:博士号を取ろうと思い立ったので、社会人ドクターになろうと思う
8月に秋入学の入学試験(口頭試問)を受けてきて、無事合格しましたので、10月から学生になることが決まりました。
博士号を取ろうと思い立ったのが 今年の3月ですので、思い立ってから半年ほどで入学までこじつけられそうです。
きっとこれが最後の学生生活になるはず。。
今回は口頭試問と入学手続きについて紹介していきます。
入学試験(口頭試問)
博士後期課程に社会人ドクターとして入学するにも、入学試験を受ける必要があります。
私の受けた工学研究科では、専攻によって
- 専門科目
- 小論文
- 外国語
- 口頭試問
などの試験がありました。どの試験があるかは専攻によって異なるのですが、口頭試問だけはすべての専攻で実施しています。
私の受験した専攻では幸い口頭試問のみでしたので、かなり楽な方だったと思います。
ただ、専攻の教授全員(15名ほど)の前での発表して質問攻めされるので、発表当日は嫌な汗でびっしょりでしたが。。
口頭試問では、原則は修士の研究内容についてと、今後の研究計画について発表してから質疑応答、という流れになります。(私の場合は、修士の研究内容ではなく会社での研究内容についての発表を行いました。)
質疑応答でどんな質問が出るかは出席している教授次第だと思いますが、私の場合は
- 研究内容への質問
- 研究内容へのダメ出し
がメインでした。
発表10分、質疑10分のはずでしたが、時間になっても質疑がなかなか終わらず結局15分くらいは質疑が続きました。
- 今後の研究計画について
- 志望動機
についてはきっと質問されるだろうと思って準備していたのですが、研究内容についての質疑で軽く10分をオーバーしたので、これらについての質問はされずに終了してしまいました。
合格発表
合格発表は入試の10日ほどあとで、ウェブ上で合格者の受験番号の公開と、あとで合格通知書が郵送されてくる、という形でした。
私が8年ほど前に修士を受けたときは(違う大学ですが)、受験番号が掲示板に張り出された覚えがありましたが、最近は掲示板に張り出すのはやめたのでしょうかね。まあわざわざ見に行くつもりもなかったのでウェブでの発表は都合が良かったですが。
入学手続き
合格したら、入学手続きを忘れず行う必要があります。
入学手続きで必要なのは、基本的には
- 入学金の振込
- 書類の提出
の2点です。
これくらいすぐできそうですが、入学金は銀行の窓口で振り込む必要があるので、平日の昼に時間が取りにくい社会人の方は注意が必要です。
特に10月入学の場合は合格発表~入学手続きの締切が非常に短く、私の場合は1週間しかありませんでした。
社会人の方は銀行振込のために有給取得が必要な場合もあると思いますので、合格発表後はすぐに振込に行けるように事前に予定を調整しておいたほうが無難です。
まとめ
以上、社会人ドクターの入試~入学手続きまでの紹介でした。
社会人ドクターとは書きましたが、基本的は通常の博士後期課程と同じステップを踏む必要があります。
会社に勤めながらだと、時間を捻出して入学準備をするのもなかなか大変ですが、入学してからが本番なのでこれから頑張ろうと思います!