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努力より才能のほうが大事だと思うけど、それでも努力する理由

ブログのネタがつきてきたので、適当に思ったことでも書こうかと思います。

ということで、今日は「努力と才能ってどっちが大事なんだろう」っていう話です。

 

巷では「才能より努力が大事」とか「そんなの綺麗事だ、結局全部才能で決まる」とかいろんな意見が溢れていますよね。

 

まあ人それぞれ思うところはあると思いますが、正直私は何かを極めようと思うと才能のほうが断然重要だと思います。

ただし、私は才能をないがしろにして努力をする酔狂な感じの生き方が好きです。

結果は努力と才能の掛け算

基本的に何かをやりたい、何かになりたいと思って努力をすると(例えば英語ペラペラになりたいと思って英語の勉強するとか、野球選手になりたいと思って野球の練習するとか)、結果というのはだいたい努力した量と才能の掛け算で決まるんじゃないかと思っています。

 

才能がたいしてなくてもめちゃくちゃ努力すれば才能ある人に勝てるかもしれませんし、才能があるならたいした努力なしでも人より優れた結果を出せるでしょう。

時間は(だいたい)平等、才能は不平等

結果が才能と努力の掛け算で決まるなら両方同じように大事じゃないか、と思うかもしれませんが、実は努力できる量はだいたい皆同じなのに対して、才能はかなり不平等で差が大きいです。

 

例えば同じ30歳の人だと、これまで生きてきた時間は一緒ですので努力できる時間の最大値もだいたい一緒になりますよね。

同じ時間努力しても効率よく努力するかどうかでちょっと変わってはきますが、それなりに本気で努力した場合なら効率の差なんてせいぜい2,3倍くらいなんじゃないかと思います。

 

しかし、才能というのははっきりいって際限なく差がでます。

例えば、高校の時は物理が学内で1番できた場合でも、大学で理学部に入ったら自分の100倍くらいは物理の素養がありそうだな、とか感じる相手がうようよいたりします。

 

才能で100倍負けているなら100倍努力すれば追いつけるはずですが、努力するには時間的制限があるので、人の100倍頑張るというのはちょっと非現実的なんじゃないでしょうか。

 

そういう意味では、自分の100倍才能がある人にはどれだけ努力してもかないっこないので、才能のほうが重要だと思います。

じゃあ才能ないことに努力するのは無意味なのか?

じゃあ才能がないことについて努力しても無駄なのか、というと、そうとは限らないと思います。

そもそもやってみないと才能がないかどうかわからない

そもそも、自分に才能があるかどうかなんである程度努力してみないと見えてきません。

そういう意味では、才能ないことと自分が思い込んでいることにもある程度の努力(≒時間)を突っ込めば、自分の隠れた才能(もしあれば)を発掘できるかもしれません。

やりたいことと才能あるなしはあんまり関係ない

また、自分のやりたいことと才能のあることが一致していない場合もありますよね。

そんな場合は、いくら才能があるからと言って別にやりたくもないことを努力するより、才能なくてもやりたいことについて努力したほうが楽しいんじゃないかなと思います。

 

しかし、やりたいことはあるけど才能がないからいくら努力しても才能溢れる人たちに太刀打ちできない!と考えて才能がないことに対して努力するのをやめてしまうこともあるかもしれません。

そんな場合でも、やりたいことの中であまり才能ある人がいない分野(か、そもそも人がいない分野)をうまいこと探せば努力だけでもなんとかやっていけることが結構あるんじゃないでしょうか。

 

例えば物理学者になりたい!と思った場合、素粒子理論の世界で生きていこうとしたら努力だけでは厳しくてかなりの才能も必要だと思いますが、実験物理でニッチな分野を攻めれば努力だけでもなんとかなるんじゃないかという気がします。

(才能がないけど野球選手になりたい場合は…すみませんよくわかりません。)

私の場合

私は今かなりの時間を英語の勉強に費やしています。

カナダ留学に来る前2年間ほどは平日の夜はほぼずっと、休日もかなりの時間勉強していましたし、カナダに来てからも語彙を増やしたり、リスニングの練習をしたりと自分の専門分野の勉強より確実に英語に時間をかけています。

 

しかし、だんだん自分はあんまり英語の習得には向いていないんじゃないかというのがわかってきて、今は才能がないところに努力(時間)を突っ込んでいる状態になっています。

 

でもそもそも英語を勉強しようと思ったのは「なんか英語喋れたらかっこいいから」という適当な理由なので、単純に才能あるなし関係なく自分がやりたくて勉強を続けています。

まとめ

なので、才能と努力どっちが結果に対して重要かというと、才能のほうが人と差が出やすい分重要だと思いますが、自分がしたいんであれば才能のないことに対してもガンガン努力してみたらいいんじゃないかと思います。

 

ただし、あまり才能のないことに 時間を突っ込みすぎると「メモリの無駄遣い♥」ってことになって何も強みがない人になるかもしれませんが。。

まあ強みがないと死ぬわけでもないのでガンガン才能のないことに努力を投入してみるのも一興だと思いますよ。

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