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エアカナダ プレミアムエコノミーをレビュー。乗務員の対応が悪くてイライラした

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みなさん飛行機のプレミアムエコノミークラスってご存知ですか?

 

ビジネスほど良くはないけど、エコノミーよりちょっと良い席のことで、多くの航空会社が国際線で導入しています。

 

私は年末年始に日本に一時帰国した際、エアカナダ・プレミアムエコノミーのカナダ(トロント)↔羽田便を利用してみましたので、今回はエアカナダのプレミアムエコノミーはどんな感じだったか紹介します。

プレミアム・エコノミーって何?

プレミアム・エコノミーというのは、エコノミークラスとビジネスクラスの間のクラスで、ビジネスクラスほど高くはないけどエコノミーより少し上のサービスが楽しめるという位置づけの座席です。

 

プレミアム・エコノミーを設定している航空会社と設定していない航空会社があって、今回私が利用したエアカナダや、JAL、ANAはプレミアム・エコノミーがありますが、アメリカ系の航空会社はプレミアム・エコノミーを提供していません。

プレミアム・エコノミーのお値段

お値段は時期によってかなり異なるようです。

私が利用した2016年の年末は、キャンペーンをやっていたのかトロント~伊丹の往復で13万6千円でした。ちなみにエコノミーの価格も往復13万円程度でしたので、エコノミーとプレミアム・エコノミー差がほとんどありませんでした。

 

しかし、今年の夏のチケットを調べてみると片道で13万円していますので、キャンペーンをやっていないときはチケット代がエコノミーの倍以上になります。

 

プレミアムエコノミーに乗るならキャンペーンで安くなっているときがお得ですね。

 

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エアカナダ・プレミアムエコノミーのプレミアムなところ

プレミアムというだけあって、ただのエコノミーとは違うプレミアムな部分がいくつかあります。

座席が広い

これが一番重要な点だと思いますが、エコノミーよりも座席が広いです。

エコノミーだと3-4-3で計10席横に並んでいるところを、プレミアムエコノミーでは2-3-2席の7席しかありませんので、その分1席1席が広くなっており、隣の人と肘がぶつかる心配もありません。

エコノミークラスで両隣が巨体の人だったら大変な目にあいますが、プレミアムエコノミーだと隣がカナディアンサイズの方でも問題なしです!

 

また、前の席との間隔も広くなっていますのでエコノミーよりも足を伸ばしてくつろぐことが可能です。

 

エコノミーと席の広さを比較すると次のようになります。

(羽田-トロントで使用されているボーイング787便の場合)

  エコノミー プレミアムエコノミー
座席の幅 43.9cm 49.5cm
前の席との間隔 78.7cm 96.5cm

数字を見れば一目瞭然ですが、座席の幅は1割以上、前の関の戸間隔は2割以上エコノミーよりも広くなっています。

たった数センチの違いと思うかもしれませんが、実際乗ってみるとゆったり感が全然違います

 

飛行時間が長いと座席の広さは非常に重要なので、これだけ広くなるのはありがたいですね!

食事がおいしい

食事もエコノミーとは少し違います。

エコノミーではプラスチックの容器に入った食事を与えられますが、プレミアムエコノミーでは下の写真のように陶器の食器で出てくるのでプラスチックに比べるとかなり美味しそうに見えます。

実際エコノミーの食事と比べるとかなり美味しかったです。

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ちなみに、搭乗時にウェルカムドリンクとこんな感じのメニューも貰えます↓

ボナペティ!

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アメニティグッズがついている!

プレミアムエコノミーでは耳栓・アイマスク・ソックス・歯ブラシの4点セットと水500mlが座席前のポケットに入っています。

 

アイマスクは少し小さくて使いにくかったですが、歯ブラシは預け荷物に入れてしまっていたので非常にありがたかったです。

 

なお、スリッパは付いていませんのでマイスリッパを持参しましょう。

座席ディスプレイがでかい

実はディスプレイのサイズも違います。

エコノミが9インチディスプレイを使用しているのに対し、プレミアムエコノミーは11インチになります。

 

11インチもあると、大抵のタブレットより大きいのでかなり大画面に感じます。

プレミアムじゃなかったところ:リクライニングが壊れていた

私の座席はなぜかリクライニングが壊れていて、座席が直立したままだったのでなかなか寝にくかったです。

 

カナダ人(たぶん)の乗務員にリクライニングが動かない旨を伝えたのですが、この乗務員の対応がまた微妙でだいぶプレミアム感が削がれました。

 

ちなみに乗務員の対応はこんな感じでした。

  • 乗務員と後ろの席の人と一緒に頑張って倒そうとするも、椅子がしなるだけで手を離すとすぐ元の場所に戻る。それを見て乗務員は「そんなはずない」的な顔をしながらひたすら首を横に振るだけで、特に説明も謝罪もしてこなかった。
  • 壊れているんですか?ときくと、壊れているからあとでコンペンセーション(補償)を渡すと言われた。
  • コンペンセーションとは何なのかと聞くと多分いくらかお金を返金するが、いくらかは知らないと言われた。
  • 結局その後着陸までコンペンセーションを持ってこなかった。
  • 仕方ないので他の乗客が飛行機を降りている間に、乗務員にコンペンセーションはどうなっているか確認すると、ついてこいと言われた。
  • ついていったら、何やらクレームの記録帳みたいなものに状況を記入して、その半券のようなものを何の説明もなしに渡してきた。
  • どうやって使うのかと聞くと、半券を指差して、ここに書いてあるウェブサイトにアクセスすればわかる、とだけ言われた。

ちなみに、あとで言われたとおりウェブサイトにアクセスしましたが、なんとただのお問い合わせフォームでした。仕方ないので、お問い合わせをしてみましたが、3週間たっても返事はありませんでした。

 

仕方なくもう一度問い合わせをしたところ、今度はすぐ返事が来て次回搭乗時3割引のプロモーションコード(同行者1名含む)をもらう事ができました。

 

同じような目にあった人は、1回で返事が来なくても諦めずに何度かチャレンジしてみましょう。

アップグレードする価値はある?

プレミアムエコノミーは席も広くなって食事も美味しいので、エコノミーとの差額があまり高くなければ非常にお得です。マイルもたくさんたまりますし。

 

ただ、エコノミーの倍の金額払うとなるとそこまでの価値はないんじゃないでしょうか。

客室添乗員はエコノミーもプレミアムエコノミーも一緒なので、乗務員の対応は別にプレミアムにはなりませんしね。

 

乗務員の対応はやはり日系(ANAとかJALとか)のほうがクオリティは高いと思うので、乗務員の対応をグレードアップしたい方はプレミアムエコノミーにグレードアップするのではなく、航空会社を変えましょう。

 

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