英語スピーキングテストVersantのスコアは信頼性が高くてオススメ
英語のスピーキング力を測るテストにVersantというテストがあります。
最近いろいろな企業で取り入れられ始めているようなので聞いたことがある人もいるかもしれませんね。
このブログでも一度紹介しましたが、今回2回目の受験をしたので今回はVersantのスコアの信頼性に関して紹介します!
前回の記事はこちら。
Versantとは
テスト自体については前回詳しく紹介したので概要だけ書くと
- 1回5400円で受けられる英語のスピーキングテスト
- インターネットまたは電話を用いてテストを受験する
- いつでもどこでも受験可能
- コンピュータ採点で結果がすぐにわかる
といった感じの試験になります。
Versantスコアの信頼性
2回受験した差
実は前回受けた時に、「コンピュータ採点で本当に正確な英語力を測定できるんだろうか??」という疑問を持っていました。
そこで今回もう一度受けてみたんですが、結果は前回とだいたい同じようなものでした。
前回受験から3ヶ月経っていますが、スピーキング力は正直たいして変わっていませんので少なくとも結果の再現性は高いということだと思います。
なお、採点基準は
- 文章構成
- 語彙
- 流暢さ
- 発音
の4項目なのですが、4項目ともだいたい同じ点数でした。
合計点は前回80点満点中51点だったのが今回は50点と1点だけ下がりました。
他の英語テストとの相関
Versantのレポートを見ると他のテストとの相関が載っていますので、これまでに受験した英語試験と比較してみます。
結論は、TOEFL及びIELTSのスピーキングとの相関は妥当、TOEICとの相関はそこまでよくないという感じでした。
TOEFL
TOEFLのスピーキングはこれまで計9回受けて毎回15点か17点くらいでしたが、今回のversantの結果に対応するTOEFLの点数は17~21点ということでした。
最後にTOEFLを受けてから1年半ほど経っていることを考えると多少はTOEFLの点数は伸びていてほしいので、妥当な点数だと思います。
IELTS
IELTSに関しては1回受けて9点中5.5点でした。ETSというTOEFLを主催している会社がIELTSとTOEFLの相関を発表していますが、それによるとIELTSスピーキング5.5点はTOEFL16-17点に対応するので、こちらも妥当な結果です。
TOEIC
TOEICはリーディングとリスニングの試験ですのでVersantの結果と比べるのはあまり意味がないのですが、VersantのレポートにTOEICとの相関も載っていますので一応比較しておきます。
Versantレポートによると私のTOEICは762 - 805点程度ということでした。
実際は1年半ほど前に受けたTOEICが920点でしたので、実際の得点よりも低めに予想されています。
まあスピーキングテストの結果からリーディングとリスニングの結果を予想するのはちょっと無理がありますよね。
Versant活用法
非常に気軽に受けることができてそれなりにスコアの信頼性も高そうですので、英語スピーキングの学習をしている方は定期的に受けてどんどんVersantを活用してみたらいいんじゃないでしょうか。
活用法としては、
- 項目別に出た採点結果で自分の苦手な点を確認し、それをもとに今後の学習プランを立てる
- 作った学習プランをもとにしばらく学習を続けて、数ヶ月後にまたVersantを受けてみて結果を確認
- 学習プランの修正
といった感じで進めていけばいかがでしょうか。
わたしの場合は流暢さと発音が極端に低いので、この2つに焦点を当てて勉強していけば良さそうです。
流暢さ
流暢さについては瞬間英作文をもうちょっと本気でやって、もっと英文がスラスラ口から出てくるように鍛えていく方針で行こうと思います。
発音
発音については…正直どうすればいいかわかりません。
この前体験したネイティブと話せるMainichi Eikaiwaっていうオンライン英会話の講師はかなり発音について指摘してくれたので試してみたい気もしますが、ちょっと高いしなあ…って感じです。
あとは日本から持ってきたけど一回も開いていないフォニックスの本をやってみるという手もありますが、効果があるのかわからずまだ手を付けていません。
まとめ
Versantはかなり手軽に受けられるし、結果の信頼性も高そうなのでスピーキング力を測定したい人は受けてみる価値はあります!
結果が悪いとへこみますが、いい目標にもなるのでオススメです。